ストレングスファインダーの資質は、上位資質に着目して、それらを活かすと良い、とされています。
しかし私は最初、どうしても下位資質を諦めることができずにいました。
そして、ストレングスファインダーの基礎講習を受けた時
「低い資質を伸ばすにはどうしたらよいですか?」
的な質問をしました。(初心者あるあるな質問です。)
すると講師の先生、
「無いものは無いんです!」
と眼力も声も力強く回答!
うーん、でもなぁ・・・
とモヤモヤしていましたが、いろいろ学ぶうちに私なりに1つの答えを出してみました。それは
「資質はベクトル」
って捉え方です。
ベクトルってのは、「大きさ」と「方向」を持つものです。
順位の高い資質は大きいので、方向を変えてあげるだけで結果が変わってきます。
「ほんの少し考えを変えるだけで大きく結果が変わった!」
ってのは、大体このパターンなのではと思います。向き変えるだけだから、指先一つでできそう。
ところが順位の低い資質は小さいので、どう方向を変えようとも、結果があまり変わらないのです。
矢印が小さいものだから、どの方向に向けても大して動かない、いわゆる
「毒にも薬にもならない」
というやつですね。
こう捉えると、もう低い資質よりは、高い資質を何とかしてやっていこうと考えられます。
「何とかする」とは、
・方向を変える
・出力を抑える
が考えられるかなぁと思います。
高い資質は大きいので、方向によっては大きくマイナスに働きます。よく言われる
「強みの弱み使い」
というやつです。
(最初聞いたときは「なんじゃそりゃ!?」と思ったものですが)
向きを変えるってのは、マイナスに向いているベクトルを、プラス方向に変えてやるってことです。これはイメージしやすいのではないかと思います。
「出力を抑える」ってのは、ベクトルを小さくする事を意味します。
方向を変えるってのは考え方を変えるって事で、なかなか変わらない事もあるんですよね。そんな時は、一時的に抑える方がやりやすい時もありそうです。そうすると、いつもよりは良い結果が出る事もありそうです。(すみません、こっちの方はまだ体感できてないのでこんな口調になります汗)
上位の資質をうまく操って、自分の行きたいところに行きたいなぁと願う今日この頃です^_^
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