マナブさんがVoicyでオススメしてた「狼たちへの伝言」を読みましたのでブックレビューします!
脳をガツンと殴られたような、最近は味わえない刺激を受けた気がします。
著者は落合信彦さん。
今は落合陽一さんの父親、と言った方が通じやすいでしょうか。
1987年〜1988年に雑誌で連載されていたそうなのですが、30年以上前に書かれたとは思えないほど、内容は色あせていませんでした。
むしろ今を予言しているかのような内容もありました。
すごく男臭い、肉食系の内容なのですが、不思議と嫌な気持ちにはなりませんでした。
私はそーゆーのが大嫌いなので、とても不思議な気分でした。
マナブさんがオススメする理由が分かった気がしました。
「最近、刺激が足らないよなー。なんか、喝を入れてほしいなー」
って方にはめっちゃおすすめです。
以下、印象に残ったところをつらつらと書きます。
初体験は10歳。相手は芸鼓見習いの13歳。
まじか。まだ器官が完成してないでしょうに( ゚д゚)。
カミングよりゴーイング
何でも一流にこだわっていた友人の話。
末期がんでも最後までモルヒネ駐車を拒み、死を見極めた。
死の直前の言葉
「オレはこれまで、人生でいちばん最高なのはカミングだと思ってた。だけど、ゴーイングのほうがはるかにすげえ気持ちになれるぜ。」
カミングは射精、ゴーイングはあの世行き、つまり死のことだそうです。
すげぇ( ゚д゚)。
でもでも、すこーしだけ、ゴーイングが楽しみになってきたりして(不謹慎)。
ベトナム戦争は軍産複合体の利益のために敢えて長引かされていた。
「2039年の真実」 にかかれているらしいのですが、ベトナム戦争って、兵器の利益のために長引かされてたらしいんですね。
うっすら聞いたことはあったのですが、言葉が生々しくて改めて「マジか」って思いました。
諜報戦が戦争を防ぐこともある
1973年の第4時中東戦争時、イスラエルはカイロとダマスカスに原爆を撃ち込む決心をしていた。それを阻止したのはスパイというか、情報らしいです。
フォークランド紛争でイギリスが勝利できたのは、イギリスがアルゼンチンの電話をすべて盗聴していたから。なぜ盗聴できていたかというと、アルゼンチンの電話架設をしていたのがイギリスで、イザという時のために要所要所に盗聴装置をセットしていたから。
日本に諜報組織が無いことを嘆いている文脈で紹介された例。
フォークランド紛争の例は怖すぎる。
ネットワーク配線とかは、マジで日本、気をつけてほしい。
油田を掘り当てた瞬間の快感は凄まじく、射精さえしてしまうらしい。
もーマジか( ゚д゚)としか言えない。
自分では絶対に手に取らない本だっただけに、マナブさんには感謝です。
私の落合信彦さんの印象はこの
「アサヒスーパードルゥゥァイ!」
なんですよね。
何故か覚えてる。余程CMの頻度が高かったんでしょうね。
そして
「アサヒスーパードルゥゥァイ!」
といえば、岸田奈美さんのこれが忘れられない。
真夏の球場でホットコーヒー売りまくった武勇伝です。
めちゃ笑えます。