生きるのをもっと楽に、楽しく

1976年生まれの男性。 コピー機メーカー勤務の会社員です。 いろいろ生き辛さを感じていて、ちょっとずつでも生きるのを楽に、 そして楽しくしていきたいなぁと感じています。 このブログを通じて波長の合う人とつながれればいいなぁと思っています。

朝から激走!カーチェイス!【タクシーで大型バスを追いかける】

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「運転手さん、前を進むバスを追いかけて!」

 

今朝は、こんなドラマのようなセリフから始まりました。

 

ブログではまだお伝えしていなかったのですが、うちの息子は起立性調節障害です。

毎日遅れて登校しています。

 

林間学校どうしようか?

というのは我が家での懸案事項でした。

 

家族で相談して、その日は何とか朝起きて行こう、という話になりました。

 

そして当日。

 

妻や本人の努力もあって、息子は朝起きる事ができました。

 

良かった、これで普通に参加できる😊

 

と思ってたのですが、一波乱ありました。

 

みんなは一度学校に集合してから、バスに乗る手筈になってました。

しかし息子は、直接バスの止まる場所に行く事になっていました。

バスが止まる場所は学校から少し離れた大通りにあったんですね。

そしてその場所は学校と我が家の間に位置していました。

 

妻と息子を送り出しやれやれ、と思っていたら妻から電話が。

持っていった帽子を間違えたので持ってきて欲しいとの事。

はいはい、分かりましたよ。

帽子を持って合流しました。

通りには既にバスが止まってて子供達が乗り込んでます。

ところが息子はまだ乗り込んでいませんでした。

 

「(息子が)乗るバスは後から来るんよ。」

 

妻は言いました。

ふーん、そんなものか、と思っていたらバスが出発しました。

 

第一陣出発か。次だな、と思いました。

見送りの保護者達がゾロゾロと帰路につきます。

そこで、妻のママ友に会ったんですね。

 

え、もうバス全部出ちゃったよ

 

…は?( ゚д゚)

 

私達は通りからちょっとだけ路地に入って日差しを避けていたんですね。

なので、バスが連なってる事に気付けなかった。

 

更に、学校からその通りに出るには私達がいる路地を通るしかないと思い込んでいたのですが、実は他の道から大通りに出て、バスに乗り込んでいたんですね。

 

「え、でも生徒がいなかったら先生が確認するでしょ?」

 

と思う方もおられますよね?

先にも言いました通り、息子は起立性調節障害です。

毎日遅れて登校しています。

なのでこの日も先生には

 

「行けたら行く」

 

的に伝えていたのです。

間に合わなかったら私達で連れていこうと思ってたのです。

なので、息子がいなくてもバスは出発しました。

 

かくして息子は置いてけぼりを喰らいました。

 

やばい!やばい!!( ゚д゚)

 

妻は急いで学校に電話します。

私は急いでタクシーを捕まえにかかります。

学校からバスに乗る担任に連絡して、折り返し連絡するとの事。

その間にタクシーが捕まります。

 

「先に行くバスを追いかけて!」

 

ドラマみたいなセリフを吐きますがバスの姿は無し。

とりあえず行った方向に進んでもらいます。

 

妻: 「子供らはK塚市の施設に行ったんです。」

 

運転手さん: 「でもK塚市なら逆方向ですが…」

 

高速道路に乗られたらアウトです。

ここからK塚市まではタクシーだと3万円くらいかかる。

やむなしか…

と思ってたら妻のスマホに連絡が。

 

「え?Y堤四丁目のガスト前で止まってる?分かりました!」

 

良かった、高速に乗る前に止まってくれて…(;▽;)

 

程なく止まってるバスを視認。

 

「お釣りは取っといてください!」

 

と支払いを済ませ、無事に息子はバスに乗り込んでいきました。

 

「ご迷惑をおかけしてすみません!」

 

私達は先生、運転手さんに平謝りです。

 

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出発するバスを見守る妻と私。

 

とまぁ、てんやわんやでしたが何とか送り出す事ができました。

 

普段ではありえない偶然がいくつも重なりました。

天が我々のためにネタを作ってくれたとしか思えない。

私達はこの出来事をずっと忘れないでしょう。

 

息子はめちゃ怒ってましたが、林間学校 楽しんでもらいたいと思います!