梅田望夫さん、ご存知ですかね?
この本が確か一番有名だったと思います。
この本だったかどうかは忘れたのですが、梅田望夫さんで印象に残っているのは下記3点です。
- ロングテール
- 虚業と言われて、キレた
- 居場所が関係ない時代になる
「ロングテール」ってのは、販売数の少ないニッチな商品の合計売上が、売れている商品の売上を上回る現象のことです。
AmazonのようなEコマースがこの現象を現実化しましたよね。
この言葉は、多分梅田さんが広めたのではないかと思います。
この言葉を知っていたおかげで、時代の変遷をよりはっきりと感じ取ることができたと思います。
どの本か忘れたのですが、梅田さんが誰かに
「そろそろ虚業を辞めたらどうか?」
的なことを言われてキレた、ってことが書かれていた気がします。
この本が出版された2000年代って、まだネットビジネスは「虚業」って印象だったのですよね。
私もこれを読んで、
「うーん、でもまぁ、虚業と言われても仕方ないかも」
とか思ってしまっていた記憶があります。
製造業などの、実体のあるビジネスのほうが地に足ついている印象があったんですよね。
これ、今振り返るとどうでしょうか?
今さらAmazonや楽天のようなEコマースを「虚業」という人はさすがにいないですよね。
そして梅田さん、
「誰にも言わずに、実は今パリにいます、とかだったら面白いですよね」
的なことを言われていた気がします。
これも当時、ぶっ飛んだ考えだなぁと思ってましたが、今やそれほどぶっ飛んだ考えでもなく、リモートワークとして実践している人も多くいるような時代になりました。
こうやって振り返ると、20年弱の間に、非常識がすっかり常識になってしまいました。
改めてすごいなぁと感じます。
次の20年でも、同じことが起こるかも?
これ、歴史は繰り返すと考えると、次の20年でも同じことが起こるかも、と思います。
そう、今はWeb3黎明期なんですよね。
「NFTなんて実体が無いバブルのようなもの」
「イーサリアムの取り引きはガス代(手数料的なもの)が高過ぎて使い物にならない」
「難しすぎて一般人には使いこなせないだろう」
全部、インターネット黎明期に言われていたのと同じような内容です。
てことはですよ。
同じことが起こるかもですね。
「NFTビジネスはAmazonとかと同じくらい一般的になる」
「人々がクレジットカードを使う感覚でイーサリアムを使うようになる」
「メタバース上の店舗で、仮想通貨での買い物がイオンに行くのと同じ感覚になる」
将来、このような状況になるかもです。
前回は、梅田さんの話がぶっ飛びすぎてにわかに信じられず、眺めているだけでした。
今回は、もうちょっと参加できないかなぁ、とか考えています。
具体的には、仮想通貨、NFT、メタバースを積極的に使っていって、時代の変化をもっと肌で感じたいなと思います。
私の私淑する齋藤孝さんと、梅田さんの共著。
覚えているのは、梅田さんが齋藤孝さんをとても気に入っていたことくらいです。
当時を振り返るのにもう一度読んでみてもいいかも、とか思いました。
ちょっと調べましたが、梅田さんは最近は発信活動はされていないようです。
梅田さんが今のWeb3をどう見ておられるのか、気になるのですがね〜。