生きるのをもっと楽に、楽しく

1976年生まれの男性。 コピー機メーカー勤務の会社員です。 いろいろ生き辛さを感じていて、ちょっとずつでも生きるのを楽に、 そして楽しくしていきたいなぁと感じています。 このブログを通じて波長の合う人とつながれればいいなぁと思っています。

同僚の最悪な一日

 

今朝、同僚が珍しくめちゃ怒っていました。

普段はそんなに怒る人じゃないんです。

 

「どうしたの?」

 

と聞くと、家族に酷い扱いを受けたそうで。

唐突に

 

「ここは実家と違うで」

 

と言われ、もうご飯もつくらない、洗濯もしない、と宣言されたそうです。

 

うちのプロジェクトは今、リリース前の佳境を迎えており、
みんなフル稼働で踏ん張っている最中。

同僚はプロジェクトの中でも進捗が遅れており、
身体的にも精神的にもかなり辛そうな矢先の出来事でした。

 

「何かやらかしたのでは?」

 

と聞きましたが、同僚は全く心当たりが無いとの事。

怒りながらも目にはうっすら涙が浮かんでいました。

泣きっ面に蜂で、かなりかわいそうな状況でした。

 

これを聞いて思い出したのが、

 

「妻が口をきいてくれません」

 

の一場面。

 

妻は育児で忙しく、無神経な夫の言動や行動の不満が徐々に振り積もっていました。

そしてある時、バスでグズる子供に対して心無いオッサンが

 

「うるさいぞ!」

 

と怒鳴り、妻と子供は泣く泣く途中下車して、歩いて帰ります。

とても怖い、つらい思いをした妻。

夫にその話をします。

 

その話を聞いた夫は、慰めるどころか

 

それは妻が悪い、

 

と説教をしたのです。

 

これがトドメとなり、妻はその後 心を閉ざし、夫と口をきかなくなります。

 

同僚は、これと同じ事をしたのでは?

とふと思いました。

同僚の妻は怒りを募らせてたのかもしれない。

そしてそれが爆発して、同僚にとっては唐突でも、妻にとってはそうでなかったのかもしれない、と思いました。

 

しかし、それを差し引いても同僚にとっては悪いタイミングだったなぁと思います。

 

この最悪のタイミングに酷い仕打ちをする奥さんも奥さんですし、

怒りを積もらせるまで気付かず何もしない同僚も同僚かなーと思います。

 

そんなにお互いを思いやれないのなら、もう別れてしまえば?

 

と外野は思ってしまうのですが...(^_^;)

 

この本、マンガなのですぐに読めます。
すぐに読めるんだけど、とても、いろいろと考えさせられます。

これを読んでいろいろとわかる、っていうのは、幸せなのか、不幸なのか・・・

一つ言えるのは、分かる人にだけわかる概念だということです。

人間に一つ深みが加わるのは間違いないのですが、それが良いことかどうかは、私にはわかりません。

またブックレビュー書きたいと思います。