生きるのをもっと楽に、楽しく

1976年生まれの男性。 コピー機メーカー勤務の会社員です。 いろいろ生き辛さを感じていて、ちょっとずつでも生きるのを楽に、 そして楽しくしていきたいなぁと感じています。 このブログを通じて波長の合う人とつながれればいいなぁと思っています。

もっと幸せに働こう 持たざる者に贈る新しい仕事術 ブックレビュー【行動する勇気が持てる】

 

  • 目線が低い
  • 平易な文で読みやすい

 

という理由で手に取った一冊。

実際読みやすく、昨年以来 本が読めなくなっていた私でも数日で読み切ることができました。

読みやすかったですが内容がうすいというわけでもなく、参考になることが多かったです。

最も驚いたのは、この本に泣かされてしまったということ。

著者のMBさんは、とても優しい方だなと感じました。

 

書かれている内容はどこかで見聞きした事のあるものばかりです。

ところが不思議な説得力があり、背中を押された気がしました。

 

自己啓発本を多く読み、多くのメソッドを知っているけどいまいち行動できない・・・

 

という方にオススメですね。

 

以下、印象に残ったところをつらつらと書いていきます。

 

好きなことはまずは副業で

何十年も積み重ねたサラリーマン生活を捨てて「好きなことで生きていく」なんて余程の思い切りが必要です。人生の軌道修正はそんなにかんたんなものではありません。

MBさんも今の事業はサラリーマン時代に副業的に行っていたそうです。

で、ギリギリ生活できるくらいに事業収入が生まれたときに独立を決意したそうです。

 

正直今の自分はサラリーマン辞めるのは怖すぎるので、マネして副業的に始めていこうと思います。

 

何もしないで考える時間を1日1時間確保する

このくだりはVoicyでも聞いていたのですが、1日1時間、30日間考えればどんな人でも何かしらのアイディアが出てくる。
それを実行して、改善修正して形にしていけばいい。

という考えです。

言われてみれば、確かに・・・という感じです。

今のところ、私は副業で稼げる気がまっったくしないのですが、1日1時間、30日間くらい考えてみたいなーと思いました。やってみよ。

 

全てのモノやサービスは「感情」でお金が動いている

これも言われてみれば・・・

という感じです。

飲食店には美味しいものを食べて幸せになりたいと思って入りますし、

スマホやガジェットは、使って気分がアガる事を期待して買いますし、

メルマガやコミュニティも、入会後の自分にワクワクが無いと入らないですね。

 

さて、自分はどんな感情を与えるモノを提供しようか。

この切り口でも全く考えたことも無かったので、1日1時間考える項目に取り上げてみたいと思います。

 

仕事のできる人が多いコミュニティに入る

机に向かって、まわらない頭で1年勉強するよりも、すでに成功を収めている人から実体験を5分レクチャーいただいた方がはるかに有益です。

これ読んで、あ、そうだな、と腹落ちしました。

 

で、気づいたのです。

先日、ITストラテジスト試験を志したのですが、教材を買って独学でやろうとしていたことを。

で、先程ITストラテジスト試験を志す人のコミュニティを見つけたので入会希望を出しました。

 

課金ポイントを置かないことは「お客様に失礼」

お金を取ることに心理的抵抗感が強い私にとって、この指摘はとても響きました。

良いブログや動画を配信して、課金したいと思っているファンがいるのに、その機会を設けないのはむしろ失礼であると。

まだまだ心理的抵抗は強いですが、繰り返し考えたていきたいなと思います。

 

人は自分がすくわれたことでしか、他人を救えない

「何でも美味しく感じてしまう人が料理で人を救えないだろう」

 

ってのに納得しました。

実際、何でも美味しく感じる私は、料理人にあんまり憧れたり感謝したりしません。

一方、Webサービスやアプリについては自分はけっこうこだわりがある方だと思います。

使いにくいサイトには殺意を抱きますし、
一方、使いやすかったり、見やすかったり、美しいサイトには心底リスペクトします。

そう考えると、自分独自の方向性というものも、見えてきそうな気がしました。

 

頑張りに「期間」を設ける

ずっと頑張り続けることはできず、いつかはバテる。

PDCAとかのメソッドを使うときは、「期間」を作ると頑張れる、という考えです。

 

在庫を売るときに涙する

MBさんは販売員時代、在庫をさばくためにモノを売って、それがつらすぎて泣いたそうです。

めちゃいい人ですね。

 

本書の元を取るために明日からの行動を変えてくれ

最後に書かれていた事ですが。

 

新しいことをなんとしてもするのだ、失敗しても構わない。

そう考えた人だけが新しい大陸を見ることができるのです。

 

そして

 

どうか勇気を持ってください。

 

と締めくくられています。

 

おまけ 最後の父への言葉で、泣ける

 

本書の最後に、他界したMBさんのお父さんへの文が記載されているのですが、ここに泣かされました。

今もこのブックレビューを書いて読み返して、また泣けてしまったのですが、なんでこんな平易な文章で泣けるのか不思議です。

人柄がにじみ出ているとしか思えないですね( ;∀;)

 

voicy.jp

MBさんを知ったきっかけはVoicyです。

2年連続でVoicyFESに出演されていたので気になって聞いてみたのですよね。

毎年秋に開催されるVoicyFESでは、こんな感じで多くの人に出会えているのでオススメです。