「テレビを取り合う姉弟の不毛な争いを止めたい・・・」
今回、アイリスオーヤマのテレビを買おうと思ったのはこんな理由でした。
ドラマを見たい娘と、ゲームをやりたい息子の不毛な争いに耐えられなかったのです。
Amazonで検索して目についたものをポチりました。
私が購入した価格は29,800円。(2021年8月21日)
なんぼなんでも安すぎない?( ゚д゚)
家電量販店ではどれだけ安くても6万円台。安すぎます。
不安でしたが、結果としては、ふつうに使えました。
しかし同時に、安さの理由もそれなりに分かりましたので、写真を交えてレビューします。
設置手順が長いので、安さの理由だけ知りたい方は目次から飛んでください。
発売日、価格、仕様
発売日は2019年8月1日。今から2年前ですね。
価格は私が購入した2021年8月21日では29,800円でした。
ただ、今(2021年8月29日)にAmazonで確認すると32,800円になっていました。
3万円前後で推移しているのかもですね。
仕様は以下の通り。
- 画面サイズ: 40 インチ ●HDMI端子:HDMI Ver.1.4標準規格×2、ARC対応(HDMI2)、USB(録画専用):USB2.0端子×2●LED種類:直下型
- AV入力:3.5mm4極ミニジャック×1(映像、左音声、右音声)※付属のAV入力アダプターを使用
- 音声出力:光デジタル音声出力×1、φ3.5mmステレオミニジャック×1、LAN:LANポート(RJ45)×1※データ放送用
- アンテナ端子:地上デジタル×1/BS・110°CSデジタル×1、定格消費電力:70W(待機電力0.5W)
- 画素数(水平×垂直):1920×1080、応答速度:8.5ms Gray to gray(BW)
- 視野角(最小値):左右約168°/上下約168°、スピーカー:2チャンネル、8W+8W
- データ放送:双方向データ放送(Broadcast Markup Language)対応
- 番組表:電子番組表(EPG)対応 7チャンネル6時間分表示/8日分受信
- 電源電圧:AC100V 50/60Hz、年間消費電力量:103kWh/年※省エネ法に基づき、1日あたり4.5Hの動作時間/19.5Hの待機時間(電子番組表取得時間を含む)で算出した、1年間に使用する電力量
- 電源ケーブル長さ:約1.5m
開封から設置まで【一人では厳しい、布状の物があると良い】
特に問題ありませんでしたが、一人ではちょっと厳しいかもです。
私は息子の力をちょっと借りました。
途中、テレビをうつ伏せに倒すので、柔らかい布状の物があれば良いと思います。
ダンボールで送られてきました。
開けたところ。
上に置いたのはテレビの台です。
後ほど取り付けます。
後ろから見たところ。
同梱物。
左からリモコン、電池、保証書、ケーブル、ネジ、B-CASカード、取扱説明書。
後ろの接続口。アンテナ線、HDMI、USB2.0、LAN、B-CASカード。
底面。
底面に、台を取り付けます。
テレビをうつ伏せに寝かせて、台をあてがいます。
この時にモニターを傷つけないため、布状の物が必要かと思います。
んで、台を固定しておいてもらうために息子の力を借ります。
向きが間違っているとネジが付けられないので、向きを間違う心配はありません。
ネジ止めしたところ。
こんな感じで座布団を敷いて高さを出せば、台の取り付けがやりやすくなります。
台を取り付けて、自立するようになりました。
リモコンは、めっちゃたて長です。
ボタンの押し心地は私好み。
カバーを外したところ。
付属の電池を付けたところ。
B-CASカードを用紙から取り外します。
テレビの後ろの部分に挿入していきます。
挿し込んだところ。
押し込むと「カッチン」って音が鳴って、挿さります。
テレビのケーブルは、同梱されていません。
前のテレビで使っていたものを使いまわします。
BS、地上波の線を挿し込みます。
ここで物理的な設置は完了。
電源を入れます!
電源を入れると、自動的に設定が始まります。
めちゃ簡単でした。
LANケーブルは接続してなかったのですが、無視して次へ。
別に問題ありませんでした。
「ご家庭用」を選択。
郵便番号を入力。「0」の入力は「10」を使います。
地域を設定。
問題なかったので、次へ。
次へ進みます。
デジタルチャンネル設定へ。
またもや地域選択。
言われるがまま「UHF」を選択。これで問題なかった。
これには数分かかりましたが、問題なく終了。
チャンネルの確認画面が表示されます。
問題なかったので次へ。
普通に写ってたので「アンテナ電源オフ」を選択。
設定が終わった模様。
今気づきましたが、確かに番組データはしばらくちゃんと表示されませんでした。
設定が無事終了。
先にも書いたとおり、番組データの受信にはしばらく時間がかかる模様。
次の日見たら、ちゃんと全部表示されていました。
地上波の様子。
この日は娘が好きなクロちゃん特集やってて、早速役に立ちました。
HDMIケーブルを使ってPCと接続したところ。
普通に使えました。
安さの理由【イマイチなところ】
ふつうに接続、設置できて、ふつうに 使えるようになったアイリスオーヤマ 40V型 液晶テレビ 40FB10Pですが、使っている中でイマイチなところも見えてきました。
これから購入される方のためにまとめますね。
アンテナケーブル(テレビ線)が無い
設置の時にも書きましたが、 アンテナケーブルがありません。
無駄を省いてコストカットしているのでしょうね。
リモコンの範囲が狭い
リモコンの有効範囲が狭いです。
かなりしっかりとテレビに向けないと、効かない。
これもコストに影響してるんでしょうか。
台がしょぼい
大きさの割に台がしょぼいです。
ただ、最低限の強度はありそうです。
軽く揺らしてみたのですが、見た目よりは丈夫そうな感じでした。
音がしょぼい
音は、しょぼい部類に入ると思います。
PCに繋いだ時、テレビとPCの音を聞き比べたのですがいい勝負でした。
まぁテレビに音質は期待していないから私としては問題なかったんですけどね。
音質にこだわる場合は違う物を買うか、外部スピーカーを導入するかですね。
録画機器は別売りで、置き場も無い
仕様にも書かれていますが、録画用のハードディスクは別売りです。
以前に買ったシャープのテレビもそこは同じだったのですが、ハードディスクを置くことができるアタッチメントがついていたのですね。
アイリスオーヤマはそれもありませんでした。
この辺りのムダは、徹底的に省いている印象です。
というわけで、私としては買って良かった一品でした。
ただ、台などは15年前に買ったテレビよりもしょぼくなっており、コストのかけ方が変わっているのが分かり、勉強になりました。
あくまで私の主観ですが、どーでもよい所の過剰品質を削ってコスト削減している印象です。
アイリスオーヤマが売れている理由がわかった気がしました。