ギバー、テイカー、マッチャーの割合って、どんなものかご存知ですか?
- ギバー: 25%
- テイカー: 19%
- マッチャー: 56%
だそうです。
この割合を最もしっかり把握しているのは、テイカーじゃないかなぁと思います。
なぜなら、テイカーは自分に得になる人をずーっと探しているから。
そして、この割合を最も分かってないのは、ギバーではないかと思います。
なぜならギバーの周りにはテイカーが寄ってくるからです。
私はギバー(というかお人好し)なのですが、今まで
「世の中、喰うか、喰われるか・・・!」
的な、なんとも中二的な世界観を持っていました。
要は、世の中 ギバーとテイカーしかいない、って思ってたんですね。
まさか、そのどちらでもない人たちが半分以上いるとは思わなかった。
ただ、そんな世界観を持ってしまったのも無理はなくて。
私はぼーっと生きてて、自分を守る術を知らなかったのです。
テイカーが寄ってくるのも今なら納得できます。
私が気づけた原因【防衛力を身につけた】
ではそんな私がこの割合に気づけたのはなぜなのでしょうか?
それは、私が防衛力を身につけたからかなと思います。
具体的には
- つらい時はつらい、と周囲に伝えることができるようになった
- 困った時は上司にエスカレーションすることができるようになった
- 自分の要望を伝えることができるようになった
です。
私、仕事を溜め込むクセがあって、仕事がピンチになっても周囲に言えなかったんですね。
でも今は早めにSOSを周囲に発することができるようになりました。
人間関係に困った時も、早めに上司や労務に相談することができるようになりました。
そして自分がどうしたいのか、何をやりたいのかを伝えられるようになりました。
そして最近気づいたのです。
あれ?酷い人って、そんなにいないんじゃない?
おそらく、私がテイカーにとって価値の無い、めんどくさい人になったってのが大きいんだと思います。
テイカーの人って、一度しっかりと牙をむいておけば、もう寄ってこないんですよね。
そんなめんどくさい人間にこだわるよりも、他に楽に搾取できる人を探すほうがはるかに楽だからです。
気づけて良かったなぁと思うと同時に、今までの自分の境遇が酷かったんだなぁと気づいてしまいました。
私は今までの自分の人生を
ボタンを掛け間違えた人生
と思ってました。
ボタンを掛け間違えちゃうと、一度全部ボタンを外して、
また掛けていかないといけない。
めんどくさいなぁ、嫌だなぁと思っていたのですが、
ようやくボタンを外して、正しく止められて来たのかなぁと思います。
遅い気付きだよなぁと思いますが、私の好きな言葉は
気づくのに遅すぎることは無い
なので、これからもこのような気付きが得られるよう、いろいろやっていきたいと思います。