私達は、訳の分からない世界に生きている、ということを発見したのでシェアしたいと思います。
科学が進んで、人類は宇宙にまで行けるようになったのですが、実際はわからないことだらけなんですよね。
分子、原子、素粒子までミクロの世界が見えるようになったけど、まだまだミクロの世界が広がってますし。
宇宙も、太陽系、銀河系と果てしなく広く、ブラックホールがどうなってるかわからないし、宇宙の外に何があるのかもわからないし、
自分がなんで生まれてきたのか、死んだらどこにいくのかもわからない。
わからないことだらけなのです。
でもだからと言って絶望する必要もなくて。
この世はわからないことだらけ
ってのをデフォルト(普通)と考えて、試行錯誤で得られた知見でわかることや、うまくいくことを増やしていく。
私の場合だと
- 5年、10年単位で物事を考える
- 1日数分の努力でも大きな成果を出すことができる
- 怒りを感じた時はその対象から物理的、時間的に距離を取る
辺りが人生で得られた知見になります。
きっかけは、サーバーの接続エラー
「タムラはいきなり、なんで悟ったような事を言いだしたんだ?ついに狂った?」
って思うかも知れないのですが、きっかけは仕事で出くわした、サーバーの接続エラーです。
担当しているWebサービスの改良版のリリース直前の本番テストで、接続エラーが発生したんですよね。
で、ここ数日、チーム総出で原因調査しているのですが、全然わからなかったんですよね。
ソフトウェアの世界で、なんでこんなにもわからん事があるねん!!( ゚д゚)( ゚д゚)
と、怒り心頭だったのですが、ふと
「あ、世の中って、わからないことがデフォルトなんじゃない?」
と気づいたのです。
人が造りしソフトでこんな状態なのだから、自然を始めとする外の世界ではきっともっとカオスな状態に違いない。
てことは、世の中はわからないことだらけなんだ・・・
と今更気づいたのです。
わからないをデフォルトと捉えていると、分かった事は至福の喜びになります。
世界がひっくり返りそうな予感がして、良い感じです^^
現代人は、世界を分かった気になっている人が多い気がする
この本かどうかはわからないのですが、
「親は私にとって、情報を引き出す端末のようなイメージでした」
という言葉を読んだことがあり、これには大いに共感しました。
「世界はすべて解明されており、すべての問題には答えが用意されている」
という世界観で生きてきた気がします。
これが誤りであることは数年前に知識として得ていたのですが、ようやく少し腹落ちしてきた気がします。
この年でまだまだ新たな発見があるのはとても嬉しいですね^^