生きるのをもっと楽に、楽しく

1976年生まれの男性。 コピー機メーカー勤務の会社員です。 いろいろ生き辛さを感じていて、ちょっとずつでも生きるのを楽に、 そして楽しくしていきたいなぁと感じています。 このブログを通じて波長の合う人とつながれればいいなぁと思っています。

岸田奈美さんは「令和のさくらももこ」だと思う【「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」 ブックレビュー】

「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった (コルクスタジオ)」を読みましたのでブックレビューします。

 

どんな本か?

サクッと読めて、お腹痛くなるほど笑えます。
活字でこんなに笑ったのって、さくらももこさん以来かもしれない。
「令和のさくらももこ」と言ってもいいのかなぁと。

下記の記事を楽しめたら、絶対に読む価値アリです。

kishidanami.com

 

重いテーマも泣き笑いしながら読める

「サクッと読めてめっちゃ笑える」

って言ったんですけど、書かれている内容は実は重いです。
(軽いのもあるけど)

 

若くして急逝した父

半身不随になってしまった母

障害を持つ弟

 

重いのですが、サクッと読める。
変に重苦しくならない。
けど、心には何か残る。
とても不思議な気持ちになりました。

 

写真が泣ける( ;∀;)

作中には幡野さんという写真家の方が登場して、その方に撮ってもらった写真がとても泣けます( ;∀;)。
写真が素晴らしいのか、岸田さん達の話を読んだからなのか、幡野さんのことを知ったからなのか。

ぜひ見てみて欲しいです。

 

twitter.com

 

幡野さんについてはこちらで。
とても自然体な方だなぁと感じました。

 

もものかんづめ (集英社文庫)

もものかんづめ (集英社文庫)

 

さくらももこさんはちびまる子ちゃんもそうだけど、エッセイでもかなり笑わせてもらいました。
もっと多くの作品を読みたかったのですが、あまりにも早い死だったと思います。
残念です。