生きるのをもっと楽に、楽しく

1976年生まれの男性。 コピー機メーカー勤務の会社員です。 いろいろ生き辛さを感じていて、ちょっとずつでも生きるのを楽に、 そして楽しくしていきたいなぁと感じています。 このブログを通じて波長の合う人とつながれればいいなぁと思っています。

悪魔の傾聴 ブックレビュー【自分の話はしない!】

悪魔の傾聴

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「聞き上手になりたい」

 

と思って手に取った一冊。

 

その願いに応えてくれる名著でした。

自分に足りていない部分や課題が浮き彫りになり、やるべき事がクリアになりました。

 

聞く力を伸ばしたい人におすすめです。

 

私が特に大事、実践したいと思ったところをシェアします。

 

 

HHJの3大悪

「HHJ」とは

 

  • 否定する
  • 比較する
  • 自分の話をする

 

という、三大悪です。

皆さんもご経験あるのではないでしょうか?

 

否定されて、話す気をなくしたこと。

比較されて、いやな気持ちになったこと。

自分の話ばかりされて、うんざりしたこと。

 

私、「否定」「比較」は注意して言わないようにしてるつもりなのでこの2つはあまりないと思っています。

しかし厄介なのは

 

「自分の話」

 

です。

どれだけ気をつけても、気がつけば自分の話をしてしまうことがあります。

そして人の話って、ずっと聞き続けるのはつまらなくなるんですよね。

やはりキャッチボール的に交互に話すのが良いと思います。

本当にすぐ忘れてしまう心得なので、どこか目立つ所に貼っておきたいくらいです。

 

人は、話したい事を聞いてくれた相手に好感を持つ

 

これは、言われてみればそうかもと思いました。

 

どれだけ美人イケメンでも、

どれだけ金持ちでも、

どれだけ面白い経験を持っていても、

 

自分の話を全く聞いてくれない人はイヤかもしれない。

 

逆に、パッとしない人でも、自分の話を楽しみながら聞いてくれたら好きになるかもしれません。

 

て事は、

 

聞き上手になることで持てるかもしれない!(((o(*゚▽゚*)o)))

 

世の男子には朗報で、私もワクワクしました。
けど、話を上手に聞くのって本当に難しいんですよね…

 

この章に出てきたおっさんの例が印象的でした。

若い女性の同僚と話していたらしいのですが、彼女が

 

「実はハロプロが好きで…」

 

とせっかく自己開示してくれてるのに

 

「ハロプロは安倍なつみしか知らないなぁ。」

 

と自分の話に持って行ってしまい、話ははずまなかったそうです。

 

「つまんねー男だな」

 

と思う反面、自分も大いにやってしまいそう、と言うか、もうやってしまってる気がして怖くなりました。

 

4人がけテーブルでは対角線に座る

沈黙、間があるときに良いのだそうです。

対面だと逃げ場が無くなるのだとか。

 

傾聴中は自分の意見を言わない

どうしても、自分の意見を言ってしまいがちなので注意したいと思います。

否定しない、アドバイスしないってのも大事で、冒頭のHHJに通じますね。

 

相手の沈黙を破らない

これも大事だなぁと。

私、沈黙が恐怖で、ついつい沈黙を破ってしまうんですよね(;・∀・)

なかなか難しいですが、やっていきたいと思います。

 

「困ってる人を助けたい」も欲望になる

これ、読んだ時にハッとしました。

めっちゃ心当たりあります。

自分で、

 

「オレ、めっちゃいい奴・・・」

 

って自分に酔ってました。

実は自分の欲を満たしたいだけだったんですね(汗)

自分はとても欲深い人間なんだなと思いました

マジで要注意だなと思います。

 

信頼は相手からされるもの

「信頼されたい」という欲を捨てる。

これも耳が痛い話です。

無意識に「信頼されたい」って強く思ってる気がしますね。

 

誰かを尊敬しないというマインドを持つ

尊敬とか、ファンとかになると、相手との間に上下関係ができてしまうので良いインタビューができない、と言われています。

これ、よくわかります。

私も何回か自分がファンの人や尊敬した人に会ったことがあるのですが、そこでファン感や尊敬してます感を出しちゃうと、相手との間に距離ができてしまうんですよね。

なので次に同じ機会があれば、なるべくそのような気持ちは抑えようと思います。

 

著者の中村敦彦さんとの不思議な縁

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この本の著者の中村敦彦さんとは不思議な縁がありました。

Voicyで面白い人がいるなぁと思ったら中村敦彦さんでした。

そう思った矢先に、図書館からこの本の予約が手配できたとの連絡が来たのです。

さらにSNSの投稿でも、中村敦彦さんに関する投稿を目にしました。

不思議な縁で、素晴らしい本に出会えたことに感謝です。