2021年最初のブックレビューとなります。
読もう読もうと思っていたのですが、なかなか読めなかったのですよね。
前評判がいろいろありすぎて・・・
長期休暇でパワーと時間があったおかげで読み切れました。感謝!
読んでよかったなと思ったのは2章のカイロ大学留学時代です。
小池百合子氏の生涯を批判的に網羅された本
この本をざっくり紹介すると、
「小池百合子氏の生涯を批判的に網羅された本」
だと思います。
家族構成、生い立ち、TVキャスターから政治家転身まで、しっかりと網羅されていると思います。
ただ、すべて批判的な書き方をされているので、ちょっと読む時は注意が必要かなと思います。
特に政治家時代については悪い方への解釈が多いのでこの本を鵜呑みにはできません。
最も参考になったのはカイロ大学留学時代
この本を読んで最も参考というか、読んでよかったなと思うのは第二章
「カイロ大学への留学」
です。
巷で読んだ方から漏れ聞いた感想も、この辺りのものが一番多かったのですが納得です。
一言でいうと小池氏はサイコパスで、周囲の人のことを利用しようとしか思っていないのだなと思いました。
この章は同居人の方のインタビューを元に構成されているのですが、多分本当かなと思います。
ここが捏造なら、さすがに訴えられると思うのですが、訴えられてはいない。
私が本当だと思う根拠はここです。
同居人の方は小池氏を訪れる客人をもてなしたり、不要なものを買い取らされたり、打ってもらえる約束の車を結局売ってもらえなかったりと、なかなかに酷い目に遭っています。
これを読んで思ったのは
絶対に関わりたくねぇ・・・
でした。
「お互い様」
などという言葉は辞書にないのでしょうね。
サイコパスという人種がいるのは理解できているのですが、このような人とは何が何でも距離を取っていくべきと決意を新たにしました。
だからと言って彼女は政治家失格なのか?
小池氏はサイコパスで、周囲の人間を利用することしか考えていない。
ってのはもう私の中では確定なのですが、だからといって彼女が政治家失格で、知事になるべきではないという意見には懐疑的です。
小池百合子氏を非難される人はほぼこの論理で、更に投票した人も愚民扱いしている点が気になります。
なぜなら私は、政治家には
- 人に事柄をわかりやすく説明する能力
- 自分をプロデュースする能力
も必要ではないかと考えるからです。
また、
- 人やものをバッサリと切り捨てる能力
も時には必要ではないかと思うからです。
小池百合子氏はこの辺りの能力は突出しているのだと思います。
この辺りについては、私もまだモヤモヤしている点です。
急いで結論を出さず、頭の片隅で考え続けたいと思います。
全444ページの長編ですが、二章までであれば118ページなのですぐに読めると思います。
この本も読もうと思っててまだ途中までしか読めていない本です。
読んでいて辛くなってきたのですよね・・・。
ただ、サイコパスという人種は命がけで避けていくべき人種なので、しっかり研究していきたいと思います。
この記事は2016年9月、豊洲問題がクローズアップされ始めたときにメルマガで読みましたが、ほぼここに書かれている通りの展開になりました。
やはり橋下さんは凄い人だなぁと思います。