今回は珍しく時事ネタを書きます。
明日、オリンピック開始となって、ようやくテレビもそれらしくなってきました。
めざましテレビでは初めて村上信五さんがオリンピック担当であることを知りました。
本来なら数週間前から取材の様子とかを放映する予定だったのでしょうね。
切ない( ;∀;)
そして直前のこの時期に
- オリンピック音楽担当の小山田圭吾氏が辞任
- 米子松蔭高校の学校関係者がコロナになり、出場辞退になるも世論の大反発を受けて一転、出場できるようになった
という2つのニュースが世間を騒がせました。
めっちゃざっくり言うと、
- 小山田圭吾氏はかつて酷い集団暴行を行っており、それを武勇伝のように語っていた
- 米子松蔭高校の野球部員は全員陰性で、行き過ぎたコロナ対策に非難が集まった
って感じだと思います。
私がフォローしている大河内薫さんも、ちきりんさんもこのニュースで話をされていました。
音声配信の内容をざっくりまとめておくと、
この2つのニュースは民意が沸騰して国や権力が動いた。
この動きで、お金を義務教育に入れられないか?
どうやったら民意を沸騰させられるか?
的な事を言われていました。
内容をざっくり言うと、このニュースで一番問題なのは
委員会は一度、このまま続投させようとしていたこと。
というご意見でした。
日本は国際的に女性差別が酷く、外国人を奴隷のように働かせている、という目で見られているのに続投させようとするとはまったく情勢が分かっていない!
的な事を言われていて、かなりお怒りだなぁという感じでした。
まぁこれは仕方ないよね。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2021年7月19日
オリンピックだけじゃなくパラリンピックも含めての式典なのに、障害者をいじめてたことをあちこちで吹聴してたんじゃ話にならない。
五輪開会式作曲担当の小山田圭吾氏 辞任へhttps://t.co/4xRmAVUVIa
優勝候補、無念の出場辞退 泣き崩れる部員 高校野球鳥取県大会(山陰中央新報) - Yahoo!ニュース
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) 2021年7月18日
➡︎これは絶対にアカン。なんのためにオリンピックを開催するのか。政治がオリンピック開催の意義を明確化しないからこんなことになる。 https://t.co/kJXGjBZ4Ek
私が知る限り、米子松蔭高校についての橋下さんの最初のツイートはこれかと思います。
ここからはボケ、カス、とかなんせ言葉が汚かったですね。
関連のリツイートもすごかった。
ここから数日で一気に事態が動いたと思います。
私もこのニュースについて感じたことを記しておきたいと思います。
まずは小山田圭吾氏について。
最初、 私は
「25年も前の話だからもうよいのではないか?」
って思っていました。
しかし、その事を武勇伝のように語っていたというのを知って、それはNGだなぁと思いました。
次に
「そもそもなんでこの人が選ばれたのだろう?」
と思いました。
この人の所業はかなり昔から有名で、私も彼がひどい行為を行っていた、程度には知っていました。
渡辺直美さんへの差別的演出で担当者が抜けて、そこからはあまりチェックが入っていなかったようです。
国家的事業でも、こんな感じでグダグダになることがあるんだなとある意味感心しました。
米子松蔭高校の方は、結果的に試合ができてよかったなぁと思います。
ただ、関連の情報を見てると、他の競技でも同じように夢を絶たれた人がいっぱいいるそうです。
もう、かける言葉が見つかりません・・・。
この件は橋下さんがTwitterでかなり吠えたのですが、橋下さんはずっと前からテレビで
「オリンピックを開催にこぎつけた粘りと情熱を、飲食店や他の人々にも向けてほしい」
って何度も言っていました。
その流れからの今回のツイートですので、一貫性はあると思います。
注目していない人にとっては、いきなり言い出した、みたいに感じられるかもですが、橋下さんの言動や動向は必ずそこにつながる論理や文脈があります。
雰囲気だけで嫌っている人は、是非数ヶ月程度 言動を見ていってほしいです。
現場の人々が本当に気の毒
いろいろとありますが、共通して言えるのは現場の方々が気の毒だということです。
段取りがあれだけ目まぐるしく変わって、現場の混乱は想像を絶します。
こちらも、本当にかける言葉が見つかりません。
お金を義務教育にするきっかけは、国の不手際とかになると思う
先にも書きましたが、大河内薫さんは
「お金を義務教育にするには今回のような民意の沸騰が必要。それを起こすにはどうすればいいか?」
ということをVoicyで言われていました。
あるとすれば、国が年金の運用をめっちゃいい加減にして、国民に損失が出る、
みたいなスキャンダルがきっかけになるかなぁと思いました。
ただ、今も本を書いたり、授業をしたりと、着実にいろいろと進めておられますので、そのような飛び道具に頼らなくてもいいのでは?
と感じました。
良いニュースも悪いニュースも、それまでの何年もの積み重ねが影響しているなぁと感じます。
私も5年、10年単位での積み重ねを、コツコツとやっていきます。
大河内薫さんが次に出す本です。
通称「お金 おまもり本」
前回のフリーランス税本が本当に私のマネーリテラシーを爆上げしてくれたので、この本にも超期待しています。