こうして、思考は現実になる という本を数年前に読んだのですが、ふとこの本の中に書かれていた一つのエピソードが頭に浮かんできました。
筆者のパム グラウトさんはフリーランスになるかどうか悩んでいて、どちらかに決める明確なシグナルを宇宙に求めたのだそうです。
すると翌日、彼女は会社をクビになったのだそうです。
ここで思ったのは、願いってのは叶うんだけど、叶い方が必ずしもハッピーというわけではないってことです。
これは私にも経験があります。
4年前、やはりプログラミングは諦めきれない、と5年後に個人的にウェブアプリを作れれば、という感覚でPythonの学習を開始しました。
するとその半年後、部署異動することとなり、異動直後にPythonで簡単な備品管理アプリを作成することとなりました。
今でこそブログでも何度も書いている転機でありましたが、当時は戸惑いでしかありませんでしたね。
もう一つは、API技術の習得。
自分でウェブアプリを作りたいなと思ってるんですよね。
なのでAPIを使えるようになりたいなーと思っていたら、会社の業務の方でAPIを習得する機会に恵まれたんですよね。
「お、ラッキー」
と思って取り組んだんですけど、それからが大変でした。
さっぱり、分からない・・・
数週間の間、かなり消耗しました。
でもおかげでAPIの知識はかなり身につけることができました。
良かったです。願いはかなったです。
そうなんだけど・・・
ってくらい、消耗しましたね。
あまりスピリチュアルでない私ですが、願いは望めば叶うのかなと思い始めています。
ただ、その叶い方は、必ずしも穏やかに、ハッピーに叶うわけではない、って感じですかね?
ハンターハンターで例えるなら、
「念能力が欲しい」
と願ったとして、
心無い念能力者にボコられて得るか、
ちゃんとした師匠にちゃんと与えてもらうか、
って感じでしょうか?
強制的に念能力を授けられるかわいそうなキメラアントさんたち。
ちゃんとした師匠(ウイング)に念能力を授かるゴンとキルア
ハンターハンターで念能力が初登場するのは5巻の天空闘技場編ですね。
在りたい姿を、経緯も含めて具体的にイメージすることが大事
この本を読み返して改めて思ったのは下記2点です。
- 在りたい姿を願う(いやな事ではなく、理想に目を向ける)
- 過程も含めて、具体的に願う
最近、これがいや、あれがいや、と、いやな事ばかりに目が向いていた気がします。
自分は何を理想としているのか?に目を向けたいなと思いました。
そして大事なのは、過程も含めて具体的にイメージすること。
「大金持ちになりたい」
などという願いは超危険です。
たしかに大金持ちになったけど、こんなものは望んでいなかった、
という結果になりかねません。
今回挙げた2つって、実はけっこう大変なんですよね。
理想をイメージするのって、けっこうエネルギーが必要です。
そして、それを具体的にイメージするのはもっと大変です。
まぁでも、やっていこうと思います。