呪術廻戦の登場人物 「猪野琢真(いのたくま)」に関する伏線について考察してみたいと思います。
呪術廻戦10巻より引用
渋谷事変発生時、伏黒恵に先輩ヅラしようとするシーン。
呪術廻戦11巻より引用
初(てか現在のところ唯一)の戦闘シーンはここ。
渋谷事変で虎杖悠仁、伏黒恵と一緒に呪詛師と相対する時ですね。
顔を隠すことで術式発動するのですが、このシーンはなぜか禍々しさが出てると感じました。
呪術廻戦11巻より引用
ここが猪野琢真の術式の説明シーン。
そしてこれが、猪野琢真の術式を見た後の呪詛師2人の言葉です。
呪術廻戦11巻より引用
これ、ずっとわかってなかったのですが。
呪詛師が自身と同じ、「降霊術」を使うことに対して「奇偶」と表現したのですね。
この後、猪野琢真は降霊術で降りてきた禪院甚爾(ぜんいんとうじ)にボコられて渋谷事変から退場します。
あまりに凄惨なボコられ方だったので生死が心配されていましたが、14巻の夜蛾学長と家入硝子の会話で、家入硝子の反転術式で助かったことが確認されています。
再登場は死滅回游編で、最近です。
呪術廻戦222話より引用
呪術廻戦222話の、ここですね。
家入硝子の反転術式をもってしても、右目は回復できなかったっぽいですね。
まぁとんでもない一撃を食らってましたから・・・
「その七海のことで猪野から話があるそうだ」
この伏線がまだ回収されていないんですよね。
呪術廻戦236話より引用
そしてここです。
これ、禪院甚爾(ぜんいんとうじ)って言う人が多いのですが、
私はこれは猪野琢真だと思っています。
立ち姿を見ると、右手はポケットに、
そして左手は後ろ頭に添えられている。
禪院甚爾(ぜんいんとうじ)がこんな立ち姿するわけ無いです。
このちょっととぼけた感じには猪野琢真が合っている気がします。
生きている猪野琢真がなぜ五条悟の回想世界にいるのか?
五条悟の回想世界は、死者の世界と思われます。
出てきている人間が全員、死んでます。
そしてここに猪野琢真がいる理由ですが、
降霊術により、死者と対話するため
にここにいるのではないかと思います。
先のオガミ婆の「奇偶よの」のセリフから、猪野琢真はオガミ婆同様、
死者を現世に下ろす力があると思われます。
この力で、猪野琢真は七海の肉体と魂の情報を自身に下ろそうとしているのではないかと思います。
猪野琢真は七海に心酔していましたからね。
自分よりも七海が生き残ったほうが良いと考え、自身が乗っ取られることも覚悟で魂、肉体両方の情報を下ろそうとしている気がします。
そして七海に断られるんだろうなと。
なので、五条悟の今わの際のシーンはもう一度描かれるんだと思います。
どう描かれるかはもう想像もつかないのですが、楽しみに待っておきたいと思います。