自分が満たされて初めて、他人を救うことができる、
ってのは7つの習慣や今日一日のアファメーションでも言われている、ほぼ常識なことなのですが、それを肌で実感してしまったのでシェアします。
私には同僚がいるんですね。
技術力はあるのですが、引っ込み思案で、不器用なところがある人で、私は勝手に自分に似たものがあると感じていたんですね。
彼を救いたい。
と、勝手に思ってました。
今考えると、ここが間違いの始まりでした。
今進めているプロジェクトで、彼が業務が回らなくなってきてしまって。
リーダーだった私は、彼の仕事を引き取ったんですね。
その効果もあり、彼の仕事は回り始めました。
良かった・・・と思ったのですがところが、今度は私の仕事が回らなくなってしまいました。
すべてとは言いませんが、彼の業務を引き取ったのも一因だと思います。
私はかなり追い詰められ、プチ鬱的な症状になってしまいました。
その後私はチームリーダーと課長に助けを求め、自分の業務を引き取ってもらい、復活しました。
しかし。
しかし、私はその同僚を憎んでしまうようになりました。
目を見て話すことができなくなってしまいました。
また、彼の一挙一動足に対して、怒りを感じてしまうようになったんです。
おそらく、彼のせいで自分がきつい目にあってしまった、と思っているのだと思います。
相手からすると
頼んでもいないのに勝手にシンパシーを感じて、
頼んでもいないのに勝手に助けて、
挙句の果てに恨まれる。
迷惑な話ですよね。
かくして私は、自分の身を削って人を助けることの不毛さを身を以て学んだわけです。
しかし学んだはいいのですが、次はどう振る舞えばいいのかはまだ答えが出ていません。
頭の棚に置いて、考えていこうと思います。