今日、頭の中を火花が飛び散るような体験をしましたのでここに書き記しておきます。
昨年12月から稼働した部内申請システム、うまく稼働しておらず、問い合わせを多数受けています。
原因は
・運用の準備不足
・利用者への説明不足
・想定外の利用ケースの発生
辺りになります。
で、今日も問い合わせの内容がよく分からなかったので業務に精通してる先輩に相談していました。
そして説明を聞いてるうちに
「あ、1年前に先輩が言ってたのはこの事だったのか!!!」
と、脳内に火花が飛び散るような感覚に襲われました。
点在してた知識が一気に線となって繋がり、意味をもたらすような、そんな感覚でした。
私は、今の社歴は長くて利用者としてシステムは熟知していたのですが、運用担当としての知識は皆無でした。
なので1年前、開発初期の仕様検討作業は地獄でした。
もう、さっっぱり分からないヽ(;▽;)ノ
ほんとにこの人は日本語話してるのか?
ってくらい分かりませんでした。
まぁでも一生懸命聞いてはいたんですよね。
それでも、さっぱり理解できないまま仕様検討作業は終わりました。
もう一生わかることは無いやろな、と思ってたんですけど、一年の時を経て、いきなり分かりました。
なぜ分かったのか?
多分、
・仕様が具現化されたシステムに触れた
・ユーザーの問い合わせにより、システムに真剣に向き合った
の2点のおかげかなと思います。
仕様検討時って、当たり前ですが具体的なモノが無いんですよね。
だから、脳内で想像するしかない。
既存のシステムを知らなかった私にはキツかったです。
でも今は、システムがある。
具体的に動くものがあると、かなり理解できます。
あと、ユーザーからの問い合わせだと、回答しなきゃいけないので真剣になるんですよね。
しかしこの体験は今後、システムやサービスを作る上で大きな糧にできる気がします。
最も強く思うのは、良いシステムはコーディングスキルだけでは作れないということ。
業務知識の理解がめちゃ大事。
この業務知識を、いかにシステム仕様に落とし込むのか、というのが肝になるのかなと思います。
幸い、今回作ったシステムは完全外注ではなく、私たちも構築に関わったので自分で改善することが出来ます。
やっていきます!( •̀ᴗ•́ )