生きるのをもっと楽に、楽しく

1976年生まれの男性。 コピー機メーカー勤務の会社員です。 いろいろ生き辛さを感じていて、ちょっとずつでも生きるのを楽に、 そして楽しくしていきたいなぁと感じています。 このブログを通じて波長の合う人とつながれればいいなぁと思っています。

「生きる技法」で私に響いたこと

 

生きる技法

生きる技法

 

 

生きる技法 読んでみたのですが。

筆者の人生はなかなかに凄惨で、文調も重く難しく、読んでいてしんどくなりました。

その中で1つだけ理解できて響いたのが

 

「自立とは、多くの人に依存すること」

 

という一文でした。

最初は「は、何言ってんの?」って感じでまったく理解できなかったのですが、やたら何日も覚えているので考えてみると、そうかな、と納得しました。

私の解釈としては、一人の人に依存していると、その人に依存できなくなった時に立てなくなる。

しかし、多くの人に依存していると、一人に依存できなくなっても、他の人に依存できるので、自立できる。

という感じです。

私はその時、これという人を見つけると、そのひとりに徹底的に依存するクセがあります。

で、何らかの理由でその人と離れて、依存できなくなった時に激しく落ち込みます。

これはこの本を読むまではぼんやりと自覚していたのですが、今回はっきりと自覚することができました。

やはり、複数の場所でつながりを持っておくこと、とても大切だと思います。

 

 

今回書いた感想をイメージした落書きです。

しかし、あと数年後に、もう一度読んで見たい本ではあります。