仕事でめっちゃ張り詰めていて、その緊張が切れてしまったのですが、1日も休むことなく持ち直したという話をします。
日々仕事でピリピリしている方に、少しでも参考になればと思います。
先日、仕事でめっちゃ心が折れる日がありました。
大きめのシステムの最終テストで想定外のことが起こったんですね。
今考えるとそれは全然大した事ではなく、ローンチを妨げるものではなかったのですが、当時の私は気が張り詰めていたんですね。
頭が真っ白になってしまい、何も考えられなくなりました。
チームメンバーには
「すみません、頭が真っ白になってしまいました」
と言い残して会議を終え、そのまま席を外して、職場のカフェに行きました。
しばらく頭を抱えたり、ため息をついたりで何もできなかったのですが、30分ほどで落ち着いてきました。
そしてその日をしのぐプランを考えて、席に戻りました。
席に戻るまで、気分転換を兼ねて階段で向かったのですが、それでも何回か踊り場でしゃがみこんだり、壁に頭突きを食らわせたりしていました。
(今考えるとやはりおかしくなってました)
同僚には
「すみません、気が張り詰めてて、想定外のエラーでパニックになってしまいました」
と正直に言いました。
その日は仕事になりませんでした。
席にいると焦りばかり募るので、フロアを変えて仕事をしていました。
異動になった元同僚のところに行ったりして、気分を変えていました。
(ちなみに私はこのようなことはめったにしません。)
定時になったら速攻で職場を出ました。
で、帰りにジャンカラに行きました。
谷村新司を追悼したい、ってのもあったのですが、何より気分転換をしないと身体が持たなかったのです。
2時間1人でぶっ通しで歌って、ようやく気持ちが落ち着きました。
勤務中は、次の日絶対に休もう、と思っていたのですが気が変わりました。
私が休みたいと思ったのは、自己表現のためです。
「私は仕事を休むほどにダメージを受けている」
って、上司や同僚にアピールしたかったんですね。
けれどこれは良くない自己表現だなって気づいたのです。
「今、自分が張り詰めてしまっているのはリーダーという肩書に気負ってプロジェクトすべてを1人で背負っている気になっているからだ」
ということに気づいたので、これを変える行動を変えようと思ったのです。
具体的には毎日朝と昼にやっているミーティングのモデレーターを、メンバーで持ち回りにしようと思ったんですね。
で、その場でメールの文面をスマホで作って職場のメルアドに送っておきました。
次の日。
メールを同僚に送ってから朝会に臨みました。
メールについては言及しなかったのですが、同僚の一人から話を振られました。
反対されるのかなと思ったのですが、違いました。
さらなる改善の提案でした。
まずは、日々確認している申請のチェック。
今までは全申請、メンバー全員でチェックしていたのですが、これを申請ごとに各メンバーで確認しようと。
さらに、そうなると会議時間は減るので、昼会も止めてしまうと。
私の負荷が減る提案でしたし、とにかく私は変化したかったので、ちょっと不安だったけれど賛成して、その案も採用されました。
その日。
私は自分が暇になっていることに気づきました。
「え、いつも超忙しいのに、なんで・・・?」
私、実は日々の申請をすべてチェックしていたんですね。
ほぼ無意識でやっていたので気づいてなかったのですが、実はかなり、私のリソースを削っていたようです。時間的にも、脳内リソース的にも。
おかげでその日は溜めていた仕事をいくつか消化することができました。
私を立て直してくれたもの
今回のダウンは数年ぶりの大きなもので、我ながらよく1日も休まずリカバリーできたなぁと感心しています。
今回、リカバリーのために使ったテクニックを紹介したいと思います。
パニックになったことを正直に言う
下手に隠さず、パニックになったことを正直に言ったのが良かったと思います。
場所を変えて、時間を取る
今回はすぐに席を立ち、カフェに移動して1人で静かな時間を取りました。
場所を変えて、時間を取ると人はかなり冷静になることができます。
自分で自分の手のひらを殴る
壁を殴ったり蹴ったりしたくなりますが、その時は自分で自分の手のひらを殴るのが良いです。
こちらはこのハックを思いついた時の投稿です。
我ながら良いハックを思いついたと思います。
カラオケで歌いまくる
まぁこれは定番ですね。
人によってこれは効果が違うかもですが、私には効果てきめんなんですよね。
たいがいのイライラはカラオケでなんとかなる。
ジャンカラに感謝です。
というわけで、数年ぶりに心がポッキリ折れてしまったのですが、休むことなくリカバリーできた話をさせていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。