生きるのをもっと楽に、楽しく

1976年生まれの男性。 コピー機メーカー勤務の会社員です。 いろいろ生き辛さを感じていて、ちょっとずつでも生きるのを楽に、 そして楽しくしていきたいなぁと感じています。 このブログを通じて波長の合う人とつながれればいいなぁと思っています。

それでも世界は回ってた

皆さんは自分が死んだ後のことを想像したことはありますか?

私はあります。

私が想像したのは自分が死んだ後、出来上がった世界全てが崩壊するという妄想です。

要はこの世界は自分のためだけに作られているから、自分が死んだらもう用無し、すべて崩壊する。

そういう妄想です。

大人になるとさすがにそのような妄想はしなくなりましたが、違う妄想をするようになりました。

仕事です。

職場で自分はとても重要な役割を担っている。

自分が病気で休んだり退職したりすると会社は回らなくなってしまう。

そういう妄想です。

そしてそんな妄想が正しいかどうか確認できる機会に恵まれました。

異動することなく大幅に責務を軽減してもらえたのです。

上司に何度か、仕事がきついから業務を減らして欲しい、とお願いしてたんですよね。

業務が減らないままか、どこかに飛ばされるか、と思ってたのですが思わぬ展開でした。

目の前に広がるのは死後の世界です。私が抜けてさぞかし阿鼻叫喚の世界が広がるかと思いきや・・・。

 

何も起こりませんでした!

ヽ(;▽;)ノ\(^o^)/

 

私が抜けても、淡々と業務は進んでいきます。

今まで苦しんでいたのは何だったんだという感じです。

もちろん後任はキツそうなのですが、業務は回ってる。

「これはまずい!」

とか

「あいつを戻せ!」

などと言う声は少なく(少しは聞こえる)

デスマーチは止まることなく進んでいきます。

 

嬉しいような\(^o^)/、

寂しいような(;▽;)、

です。

 

でも今 冷静に職場やかつての自分を俯瞰できている。

これはなかなかに得難い体験かと思います。

今感じてるのは

 

なんで俺、あんなに苦しんでたんだろう?

 

という事です。

世界を守るために必死で頑張って来たんですよね。

でも自分が斃れても、世界は回っていた。

 

何か楽になりました。

何かと癒着して動けなかったものが

 

ベリベリベリベリ

 

と音を立てて剥がれた気分。

 

ずっと動けなかったので

動く事と、

行きたい所

をすっかり忘れてます。

 

徐々に思い出したいと思います。

 

 

進撃の巨人(3) (週刊少年マガジンコミックス)

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癒着のイメージは巨人のうなじに貼り着くエレンとかでお願いします。