仕事をしていく上で、他社から批判やネガティブなコメントを受けること、ありますよね。
ものすごく腹が立ったり、傷つく人も少なくないと思います。
今日は、その怒りや悲しみは批判してきた相手のせいではなく、自分に要因があること。
そして批判から分かるのは自身の不備ではなく、相手の価値観である、ということについて話したいと思います。
批判する相手は自身の鏡にすぎない
相手の批判やネガティブコメントで自分が怒ったり、傷ついたりしていると思っているのですが実はそれ、自身の評価だったりします。
- 「全然計画が練られていない」
- 「何を実行するのかわからない」
- 「そんな計画で議論が深まるのか?」
へこんだり、傷ついたりするのですが、全然的外れな指摘だったら、ダメージも少ないと思います。
てことは、実は相手の批判が鏡となって跳ね返り、自分の、自分に対する批判になり、傷ついているのだと思います。
批判から分かるのは、相手の価値観
計画や、仕事の進め方とかのレビューでは特にそうだと思うのですが、批判から分かるのは相手の価値観です。
- 拙速でもスピード重視なのか?
- ちょっと遅れても慎重に進めたいのか?
- 安定を求めるのか?
- 新しいことが好きなのか?
- 体面を傷つけたくないのか?
- 保守的なのか?革新的なのか?
- 自主性を重んじたいのか?自分の思う通りにさせたいのか?
多くの情報が得られます。
批判やネガティブコメントが正しいかどうかってのはすぐにはわかりませんが、その批判で相手の価値観はすぐに分かる気がします。
なので、批判に傷つく人は以下2点を考えるようにしましょう。
少し冷静になれるはずです。
- 批判で分かる、相手の価値観は何か?
- 批判に対して、自分はどう思っているのか?
おまけ: なんでいきなりこんなことを書いたのか?
今日、あるお仕事の年間計画のレビューがあったのですが、
ものすごーーーーーく、嫌な気分になりました。
こんなに嫌な気持ちになったのは久々です。
計画にしてもプログラム設計にしても、レビューを受けてコメントや批判を受ける事はどの部門の人間にでもあることです。
フリーランスの方は無いのかもしれませんが、それでも事業計画のレビューとか、受注した仕事の客先へのレビューはありそうです。(想像)
そして批判やコメントはネガティブな要素もありますが、計画や設計をより良いものにするための貴重なヒントだったりもします。
なので有り難く受け取り、自身の仕事の糧にすればいいのです。
なのにできない。
どう考えても過剰反応でおかしい、って思ったんですよね。
で、「批判に耐えられない」でググって下記の記事を見つけました。
今回書いたのはこの記事の受け売りです。
特に響いたのは下記です。
私たちの批判への恐れは言い換えると、自分がダメだと思っていることを他者に立証されてしまうことの恐れです
自分で「ダメ」ってずーーーっと思ってるから、ちょっとした言葉で
- 「膨らんだ風船が弾けるように」
- 「満杯のバケツがあふれるように」
怒りが湧き上がり、強く傷つくのだと思います。
いやー、自己肯定感、かなり上がってきたと思ってましたが、まだまだ低いのかもです。
改めて下記2点、肝に銘じます。
- 批判で分かる、相手の価値観は何か?
- 批判に対して、自分はどう思っているのか?
しっかし、これを心がけてなお腹が立つのは
漠然としてて、かつ仕事が増えるコメント
です。
こればっかりは、怒りが収まりそうにないですね(="=)
まぁそれでも、価値観は測れると思えば少しは怒りも収まりますかね。
この記事でやりたくないことのリストアップの大事さが分かったのですが、
今日
- 「レビューを受ける」
- 「批判を受ける」
- 「特に漠然として仕事が増えるだけの批判を受ける」
事が、自分がやりたくないことであることに気づきました。感謝!
自己肯定感が全く無かった頃に藁にもすがる思いで手にした本。
長年の訓練で自己肯定感を下げてきたのだから、
長年の訓練で自己肯定感を上げることも可能だと感じさせてくれる1冊でした。
最近読んでないので、また読み直そうかな。