生きるのをもっと楽に、楽しく

1976年生まれの男性。 コピー機メーカー勤務の会社員です。 いろいろ生き辛さを感じていて、ちょっとずつでも生きるのを楽に、 そして楽しくしていきたいなぁと感じています。 このブログを通じて波長の合う人とつながれればいいなぁと思っています。

怒ることの無意味さに気づき始めた、今日この頃

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仏教で「三毒」とは怒り、妬み、愚痴の3つを指し、
控えるべきものとされているそうです。

勝間さんがかつて

「怒らない、妬まない、愚痴らない」

を心がけて効果があったと聞き、自分の部屋に貼り出しています。
あ、字は習字を習っていた娘に書いてもらいました。

効果はそこそこあるみたいで、あんまり怒らなくなった気がします。

 

けど、今日はちょっと怒ってしまったんですよね。
ある備品が紛失しかける事案がありまして。
その是正策として、私が作った備品管理システムに、管理アイテムを追加するという事になりました。

 

「自分が作ったシステムに関連するし、ちょっとくらい大きな顔してもいいかな」

 

っていう慢心もあったんですよね。

会議では管理の基準があいまいであったことを大声で指摘して、
是正策が、私が作ったしょぼいシステムに頼ってしまっていること、
管理にうるさい割にリソース(人、モノ、金)が投入されていないこと、

などを、かなり不満を口にしてしまいました。

現場の不満を代弁したつもりでしたが、効果はイマイチでした。
単に私が不満を吐き出しただけっぽくなっちゃいましたし、同僚もちょっと批判してしまったし。

 

何より驚いたのは、自身への悪影響でした。

吐き出したつもりだった怒りが自分の体内を駆け巡るようなイメージに囚われ、なんとも嫌な気持ちになりました。
全然スッキリしない。

怒りが身体中を駆け巡るものだから冷静さは失って生産性は低いし、
ストレスが強く溜まるので、ずっと封印してきたポテチ一気食いを久々にやってしまいました。

 

怒りは身を滅ぼす、というのを初めて身をもって実感することができました。

 

うーん、やっぱり怒りってのはあんまり出すもんじゃないですね。
自分や、大切な人の身を守るためにのみ、使うのが正しそうです。
かつての自分は毎日のように怒りに晒されており、この事に気づくことができませんでした。

そりゃずっとしんどいし、ストレスも無くならないわけです。
怒る代わりに

今後より良くしていくために何ができるか?

を考えていった方がずっと良さそうです。

 

怒りがストレス発散どころか、自身の心身を傷つけてしまうことを身をもって体験することができ、収穫でした。